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眼瞼内反症

お子さんの「逆さまつげ」として一般的に知られている眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)は、まぶたが内側に巻き込まれてしまうことで、まつげが眼球の表面に直接触れてしまう状態を指します。神奈川県横浜市旭区にある当院、あおぞらアイクリニックでは、相鉄線希望ヶ丘駅北口から徒歩1分という通いやすい立地を活かし、多くのお子さんの目の健康を見守ってきました。お子さんの目は、成長の過程で視力が発達していく非常に大切な時期にあります。まつげが常に黒目(角膜)に触れていると、痛みやかゆみだけでなく、角膜に傷がついてしまったり、視力の発達を妨げたりする恐れがあります。当院には、日本眼科学会認定の眼科専門医が在籍しており、お子さまの将来を見据えた「今しかできない治療」を大切にしています。ご家庭でお子さんが頻繁に目をこすっていたり、まぶしそうにしていたりする場合は、単なる癖だと見過ごさず、ぜひ一度私たちのクリニックへご相談ください。丁寧な診察を通じて、一人ひとりのお子さんの成長に合わせた最適な治療方針をご提案させていただきます。

眼瞼内反症の症状について

眼瞼内反症の主な症状は、まつげが常に眼球の表面を刺激することによって引き起こされます。お子さんの場合、自分自身の不快感を言葉でうまく伝えられないことが多いため、周囲の大人が日々の変化に気づいてあげることが早期発見への第一歩となります。

臨床でよく見られる代表的な症状としては、以下のようなものがあります。特に、明るい場所に出たときに過度にまぶしがる様子は、角膜に傷がついているサインである可能性があります。

  • 頻繁に目をこすったり、まばたきの回数が多かったりする。
  • 涙がいつも溜まっているように見え、目やにが出やすい。
  • 白目が充血しており、目がゴロゴロすると訴える。
  • 明るい光を嫌がり、外に出ると目を細めてしまう。

これらの症状を放置してしまうと、黒目の表面にある角膜が常に傷つけられる状態になります。これが繰り返されると、角膜が濁ってしまったり、視力が十分に発達しなくなる「弱視」を招いたりする懸念があります。お子さんの視力は8歳頃までにほぼ完成すると言われており、その時期までに健やかな視覚環境を整えることが、将来の「見える力」を守ることにつながります。当院では、お子さんが診察を怖がらないよう、優しく寄り添った検査を心がけています。

眼瞼内反症の原因について

小児の眼瞼内反症の多くは、生まれつきのまぶたの構造に関連しています。赤ちゃんのまぶたは非常に柔らかく、また皮下脂肪が厚いのが特徴です。この脂肪の厚みによって、まぶたの縁が内側に押し込まれてしまうことが主な原因となります。

また、まぶたを支える筋肉(眼輪筋)の発達が未熟であったり、皮膚が余っていたりすることも原因の一つとして考えられます。これらの物理的な要因が組み合わさることで、まつげが眼球の方向を向いてしまいます。特に日本人のようなアジア系のお子さんは、まぶたの脂肪が厚い傾向にあるため、この症状が見られやすいと言われています。

一方で、成長に伴って顔の骨格がしっかりしてきたり、顔立ちがシャープになって脂肪が減ってきたりすると、自然にまぶたが外側を向いて症状が改善することも少なくありません。しかし、改善を待っている間に角膜へのダメージが蓄積してしまうことは避けなければなりません。当院では、定期的な経過観察を行いながら、自然治癒を待てる状態なのか、早急な処置が必要なのかを慎重に判断いたします。病気を引き起こす可能性を高める要素(リスク因子)を多角的に分析し、お子さんの健やかな成長をサポートします。

眼瞼内反症の病気の種類について

眼瞼内反症と一口に言っても、医学的にはいくつかの種類に分類されます。小児眼科の領域で特に重要となるのが「先天性眼瞼内反」と「睫毛内反(しょうもうないはん)」の2つです。

1.先天性眼瞼内反

これは、まぶたの皮膚や筋肉が過剰であったり、まぶたを支える組織が未発達であったりすることで、まぶたそのものが内側にひっくり返ってしまう状態です。乳幼児に多く見られ、成長とともに改善するケースもありますが、症状が重い場合には角膜を深く傷つけてしまうことがあります。

2.睫毛内反

いわゆる「逆さまつげ」の代表的な状態で、まぶた自体の位置は正常に近いものの、皮膚のたるみや筋肉の力によってまつげだけが内側を向いてしまうものです。お子さんの場合、特に下まぶたに多く見られます。

これらの違いを正確に見極めることは、適切な治療方針を立てる上で欠かせません。当院では、日本眼科学会認定の眼科専門医が、お子さんのまぶたの状態を細かく確認し、どちらのタイプに該当するのか、そしてどのような対策が最も効果的なのかを分かりやすく丁寧にご説明します。稀に、まつげの生え方そのものが不規則な「睫毛乱生(しょうもうらんせい)」といった状態が混在している場合もあり、これらを精査して他の疾患の可能性を判断すること(否定)も重要なプロセスです。

眼瞼内反症の治療法について

眼瞼内反症の治療方針は、お子さんの年齢、症状の重さ、そして角膜への影響度合いによって決定します。お子さんの成長段階に合わせた柔軟なアプローチが求められます。

保存的療法(経過観察と点眼)

軽度の場合は、成長による自然治癒を期待して経過を観察します。まつげが目に触れていても角膜の傷が浅い場合は、ヒアルロン酸などの点眼薬を使用して角膜を保護し、痛みや炎症を抑える治療を行います。数ヶ月に一度の定期受診を行い、視力の発達に悪影響が出ていないかを確認し、症状が落ち着いて安定した状態(寛解)を目指します。

手術療法

点眼薬だけでは角膜の傷が防げない場合や、視力の発達に支障が出ると判断された場合には、手術を検討します。手術と聞くと不安に思われる保護者の方も多いかと思いますが、お子さんの大切な視力を守るためには必要な選択肢となることがあります。

  • 埋没法・・医療用の糸を使用してまぶたの皮膚を固定し、まつげを外側に向ける方法です。切開を行わないため腫れが少なく、比較的短時間で終わります。
  • 切開法・・まぶたの皮膚を薄く切開し、余分な脂肪や皮膚を取り除いてまつげの向きを根本から修正する方法です。再発の可能性を抑える効果が期待できます。

手術を行うタイミングについても、お子さんの協力度合いや日常生活への支障を考慮して慎重に決定します。治療後の経過の見通し(予後)を良好にするためには、適切な時期に適切な処置を行うことが重要です。当院では、ご家族との対話を大切にし、納得いただけるまでしっかりと説明させていただきます。

眼瞼内反症についてのよくある質問

Q1.何歳くらいになれば自然に治りますか?

A1.一般的には顔の形が変わる3歳から6歳頃までに自然に改善することが多いです。しかし、個人差が大きいため、定期的な検査で角膜の状態を確認し続けることが必要です。

Q2.手術をしても再発することはありますか?

A2.成長に伴いまぶたの形が変化するため、残念ながら数パーセントの確率で再発する可能性はあります。当院では再発を最小限に抑えるよう、お子さんの状態に合わせた最適な術式を選択します。

Q3.子供が痛がっていないので様子を見ても良いですか?

A3.お子さんは小さな頃からその状態に慣れてしまっており、痛みを訴えないことが多々あります。痛みがなくても角膜に傷がついている場合があるため、専門的な検査をお勧めします。

Q4.手術は全身麻酔が必要ですか?

A4.小さなお子さんの場合、手術中に動いてしまうと危険なため、基本的には全身麻酔が推奨されます。その場合は、適切な設備が整った提携病院をご紹介し、密に連携を取りながらサポートいたします。

料金について

眼瞼内反症の診察や治療は、基本的に健康保険が適用されます。また、横浜市や神奈川県の小児医療費助成制度を利用することで、窓口での負担が軽減される場合があります。

項目 内容 自己負担の目安
初診・再診料 診察および相談 保険診療の規定通り
精密検査 角膜の傷のチェック・視力検査 保険診療の規定通り
点眼薬 角膜保護・抗炎症薬 処方箋に基づき薬局にて
手術費用 埋没法・切開法など 保険適用の範囲内

※小児医療費助成の対象となる方は、お住まいの自治体の受給券を忘れずにお持ちください。詳細な自己負担額については、受付窓口でもお尋ねいただけます。

院長より

お子さんの目に何かトラブルがあると、お父さんやお母さんはとても心配な気持ちになりますよね。私自身、日本眼科学会認定の眼科専門医として、これまで多くのお子さんの「逆さまつげ」に向き合ってきました。特に希望ヶ丘駅北口から徒歩1分というこの場所で、地域の皆さんのホームドクターとして診療できることを光栄に感じています。私たちのクリニックが最も大切にしているのは、お子さんが「眼科は怖くない場所だ」と思ってくれるような、優しく温かい診療です。

眼瞼内反症は、決して珍しい病気ではありませんが、視力が育つ黄金期にあるお子さんにとっては、一刻も早いケアが望ましいケースもあります。「もう少し大きくなってからで大丈夫かな」「ただの癖かな」と迷われることもあるでしょう。しかし、今しかできない治療が、お子さんの将来の明るい視界を作ります。私たちは小児眼科の診療に並々ならぬ情熱を持って取り組んでおり、最新の知見に基づいた誠実な医療を提供することをお約束します。

あおぞらアイクリニックは、朝早くからの診療も行っておりますので、登園前や登校前にもお立ち寄りいただけます。ちょっとした違和感でも、お気軽にご相談ください。お子さんのキラキラした瞳を守るために、スタッフ一同、全力でサポートさせていただきます。横浜市旭区の皆さんの健やかな生活のために、私たちはいつもここにいます。どうぞ安心してお越しください。

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